こんにちは。今回はAWSのFSx for Windows File Serverと言うサービスについてご紹介したいと思います。
このサービスは、ざっくりお伝えすると、Windows Storage Server(もしくはWindows Server file service機能)をAWS上に、フルマネージドサービスとして展開する、と言うものです。
早速、特徴や使い方、料金について、そして最後に気になる東京リージョンリリースについてご紹介をしていきたいと思います。
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FSx for Windows File Serverの特徴
冒頭記載した通り、特徴は言わずもがな、Windows共有領域を、フルマネージドで提供する点です。つまり、日々のパッチ適用は不要、バックアップも不要で、Windows共有領域を使うことができます。
うーん、やっている事は難しくない気がしますが、めっちゃ便利。
FSx for Windows file Serverには、WindowsのDFSが利用されているようで、指定するUPNパスは一意でも、その背後にはAWS上にある大量のファイルサーバが控えていて、常時レプリケートしているようです。
ちなみにこれらのファイルサーバは全てSSD構成なのだとか。大量のアクセスがあっても、ものともしないスケールで構成されているのだと思われます。
当然WorkspacesやEC2からのアクセすはAWS内部にとじ、超高速。早いし、便利。最強ですね。
FSx for Windows File Serverの使い方
使い方もいたって簡単。詳細は以下のAWSサイトにわかりやすくまとめられているので、参考にすればインフラエンジニアでなくともすぐに開始できそうです。
ちなみに、私が300GBの領域を試しに作ってみたところ、ものの5分程度で環境が出来上がりました。
FSx for Windows File Serverの料金
お次は利用料です。せっかく良いサービスでもバカ高ければ手が出ないですよね。
FSx for Windows File Serverでは以下の要素に課金がされます。
- ストレージ容量
- ストレージ領域へのスループット
- バックアップ容量
利用用途によりますが、1TB程度の領域であれば、1万円〜2万円/月あたりで利用ができそうです。
注目の東京リージョンリリース!FSx for Windows file Serverがついに!!
早い、安い、美味い(便利)と商売の3原則が揃ったFSx for Windows File Serverですが、現時点では国外の4リージョンでのサービス提供となっています。ただ、AWSの事なので、年内には東京リージョンでお目見えするように思えます。
リリースされ次第、本投稿を更新する形でお伝えしたいと思います!
–2019/03/14追記–
2019年3月19日に東京リージョンでもリリースされました!!!