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きっと転職時に役立つ、DC・DB年金の知識(主に移管時にやること)

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こんにちは。hokuです。
転職してからというもの、サボりにサボっていた年金系の手続きをやっとこさ終えました。
今回はその中で得た知識を雑に列記したいと思います。
転職したての方や、DC年金、DB年金てなんぞやという方のお役に立てれば何よりです。
この投稿内容は私の経験を元に記載しています。精一杯確認した内容を書いていますが、情報の正確性、信頼性、完全性を保証するものではありません。

きっと転職時に役立つ、DC・DB年金の知識(主に移管時にやること)

前職ではDC年金、DB年金の両方の制度が採用されていました。
転職先ではDC年金のみとなります。
そんなケースでの移管手続きについて記載していきます。

そもそもDC年金、DB年金てなんだ?

私も詳しくは知りません。ググるとたくさん説明が出てくるのでそちらを見ていただいたほうがきっと正しいしわかりやすいので詳細は割愛。
一応少しだけ書くと、DC年金は確定拠出年金と呼ばれ、DB年金は確定給付企業年金と呼ばれてます。
それぞれを端的に説明すると以下。
 DC年金は会社が一定額の金を毎月出して個人がそれを運用する。
 DB年金は会社が一定額の金を毎月出して会社がそれを運用する。

つまり「両方とも金は企業が出して、運用するのが誰かが違う」わけです。
これはその道のプロから聞いた話ですが、DC年金はほぼすべての会社で運用されていて、DB年金は会社によりけり。
私の場合は転職元では両方ありましたが、転職先にはDCしかありませんでした。
DB年金の方は福利厚生的な意味合いが強いみたいですね。日系の大企業ではDB年金が採用されていることが多いそうです。

401Kってものあるだろ?それとどう違うの?

DC年金がいわゆる401Kと同等の制度だそうです。
アメリカのなにかの法律の401条?k項?とかそんなところに年金制度が記載されていて、401Kと呼ばれているようで、日本でそれをパクったのがDC年金だそうな。(法律周りはあまりちゃんと調べてないです、興味のある方はググってみてください)

移管の他に方法あるの?

あります。
退職時に一時金として受け取るというパターンです。
退職時までに積み立てられた金額が口座に振り込まれます。
で、これはあまり推奨されていない模様。
よっぽど自分で投資することに自信がない限り、せっかくの積立金額は次の会社に移管しようぜというのが王道だそうです。

移管時に行うことは何?

当然、転職前の会社と転職先の会社でどの制度を採用しているのか(DCのみか、DCとDBかなど)によって変わりますが、通常であればDC年金はそのままDC年金に移管ができます。DB年金は転職先の制度によりまちまちのようです。私の場合は、転職先にDC年金制度しかなかったですが、DB年金からDC年金への移管が可能だったので移管手続きを行えました。
ちなみに、
 DC年金の移管は移管先のDC年金運用業者に
 DB年金の移管は移管元のDB年金運用業者に

申請が必要です。
DC年金、DB年金の移管はいずれも退職前に選択して、転職元の会社に申告が必要となります。そして、転職後に移管手続きを行うといった流れになります。

移管手続きはいつまでに行うべき?

DCは、転職後6ヶ月以内に。DBは転職後1年以内に移管手続きを行う必要があります。
移管手続きを行わなかった場合は、一時金として口座に振り込まれるようです。

個人型確定拠出年金と企業型確定拠出年金て何?

個人型はiDeCoと呼ばれるもので、個人事業主だったり、自営業の方が実施可能な確定拠出年金です。
逆を返せば、企業に雇われているサラリーマンは基本確定拠出年金といえば企業型になるようです。

おまけ:記録関連運営管理機関

今手続き中のあなた、もしくはDC年金のパンフレットを手にこの投稿を読まれているあなた、資料に「損保ジャパンDC証券」とか「日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー(JIS&T)」とか、「日本レコード・キーピング・ネットワーク(NRK)」とか、「SBIベネフィット・システムズ」とか書いてありませんか?
実はDC年金のやり取りの記録や、個人からの運用支持は必ずこれらの業者を通してやり取りされるようです。Tipsとして知っておくと面白いかもです。
ちなみに、移管時には移管元の採用している記録関連運営管理機関がどこかを聞かれます。

さいごに

今回は自身の備忘録も兼ねて、転職で得た知識をまとめてみました。
今回の内容がどなたかの参考となれば嬉しいです。
そして、このブログではわからなかったことがあった場合や、少しでも手続きに迷われている場合、転職元や転職先が委託している年金運用会社、もしくは担当部門に問い合わせてみることをおすすめします。
私の場合、かなりレベルの低い質問をしましたが、とても丁寧に対応してくれました!(担当者のみなさまありがとうございました。)