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Azure VMware Solutionsがローンチ。その概要と料金について

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みなさまこんにちは。今回はAzure VMware Solutionsについて。

以前VMC on AWSについてPOSTしたばかりですが、Azure VMware Solutionsがローンチしたというニュースがありましたので今回は簡単にまとめてみます。


Azure VMware Solutionsってどんなもの?概要について。


VMC on AWSのAzure版です。物理サーバOS以上を担当するのがVMware。物理サーバ以下を担当するのがAzureです。(VMC on AWSを知る場合はぜひ過去記事を!)

すごいのが、5月1日に発表したのに、もう使えるところ。現在利用可能なのは、US Westリージョンと、US Eastリージョン。近々西ヨーロッパリージョンでも使えるようになる見込みだとか。日本(東京、大阪リージョン)にリリースされるのはもう少し先になりそうです。

なお、本サービスを提供、メンテナンスするのはMicrosoftだそうです。(VMC on AWSはVMwareが提供、メンテナンスします)

まだリリースされたばかりであまり情報はないのですが、Azure VMware Solutionsには、「Azure VMware Solution by CloudSimple」というサービスと「Azure VMware Solution by Virtustream」というサービスがあるようで、今回のリリースはby CloudSimpleのほう。
by Virtustreamのほうは、VMC on AWSにもないサービスを実現してくれるかもしれませんね。by Virtustreamのリリースは今年中だそうです。

ちなみに、このAzure VMware Solutions、政治的なもの(AWSとVMwareはとても仲が良いのです)もあいまって、MicrosoftとVMwareとの提携の仲介役として、Dellが参画しています。

そして、近々リリースのby Virtustream。

お気付きのかたも多いと思いますが、Virtustreamは、Dellが親会社となっているクラウドサービスプロバイダー。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、実は色々なところで(日本でも!)使われているようです。

と言う事で、by Virtustreamは、きっとDellが絡んで何かしらのサービスを提供するのでしょう!正直私にはどんなサービスか予想つきません。(VirtustreamがSoRを売りにしているからSoRを意識したサービス?なのか??)

Azure VMware Solutionsの料金について

最後に気になるお値段に触れましょう!

by Virtustreamの値段はまだわからないので、by SimpleCloudのお値段です。US Westリージョンのお値段がズバリこちら!

Microsoft Azure HPより引用(2019.5.3時点)

https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/azure-vmware-cloudsimple/

同じ条件にはできないので単純比較にはなりませんが、VMC on AWSの価格は、¥930.32per host/hourなので、Azure VMware Solutionsの方が安価なのか・・?

続報が楽しみですね!現場からは以上です!